



風の便り8月

7月30日更新
つながりあそび・うた研究所風の便り2025年8月号
「仲良しの印!」
二本松はじめ
待っています、35周年おめでとうコンサート
8月30日に開かれる「ピカリン喜寿おめでとう つながりあそび・うた研究所35周年おめでとうコンサート」のプログラム兼記念誌の原稿を書くために、20周年記念誌「ありがとう みんなつながって」、15周年記念誌「大きく・大きく・大きく…つながりの“輪”」を読み返したりしています。私自身のつながりあそび・うた研究所への思いと歩みがしっかり記されていると、自分ながら感心し、さらに歓心し、自分を褒めています。
それは研究所機関紙『手と手と手と』第1号(1993年2月10日付)から第150号(2011年3月31日付)に書いてきたことの転載を中心に書かれています。つながり仲間の記念誌担当者や私自身が文章を選んで構成しています。もし、可能であれば多くの仲間たちに読んでほしいと思います。
さて、35周年記念誌で、21年目から今日まで、自分が何を考え何のために生きてきたかを探す一助とするために、その間に綴ってきたブログ「抱っこ通信」401号(2011年4月3日付)からや、この「研究所風だより」第1号(2020年6月号より)からを読み返しています。読み返すだけで疲れてしまいます。『風だより』はすべて印刷しました。パソコンでは字が小さいのでフォントを大きくして、なんていう時間がないのです。文章も拙いということもあり、読みづらいです。でも、なかなか真正面から、真面目に、一生懸命綴っていたことが伝わってきました。でも、まだ、一行も書いていません。間に合うのでしょうか。ともかく、8月30日に参加してください。なんだ、宣伝か。
ジャンケンって勝つだけが楽しい?
2025年の私のサマー・カレッジが京都会場で終わりました。体調が今一つということで参加してくれたみなさんや実行委員の仲間たちにご迷惑をおかけしました。申し訳ございません。各会場ともそれぞれ特徴があって楽しかったです。なによりも、私自身が伝えたかった「みんなで楽しいをつくりだす」ということはできたかなと思っています。
いろいろ考えさせられたのは『仲良しの印!』を楽しんでいる仲間たちの姿でした。遊び方は簡単、二人組で、リーダーとジャンケンをしてあいこだったら、リーダーの立っている位置(ライン)まで1歩近づくことが出来る。そして、リーダーの立っている位置でゴールした仲間はリーダーになれ、全員がゴールすることがつながりあそびです。
私(リーダー)の説明不足なのかもしれませんが、どこの会場でも必ず存在するペアがいます。それはジャンケンでリーダーと「あいこ」だったら前進できるところを、ジャンケンで「勝った」ら前進するというペアの存在です。それもそのペアは成績がいいというか、ゴールに近づく距離はトップクラスです。
原因は様々だと思いますが、私のルールの説明が聞きづらいのか、ルールが難しいのか、遊びに集中していない等々、よく原因はわかりませんが、一番想像できるのは、ジャンケンは「勝つ」ことが楽しいもの、ジャンケンは「勝つ」ものととらえている人が多いのではないかと思うのです。
私の場合、つながりあそびではジャンケンは「相手がいるから楽しい(ひとりじゃない)」ということから入っています。偶然、廊下で出会った子どもと「ジャンケン ジャンケン、ジャンケン・・・」と言い合うことだけでも楽しいです。次の段階では形として楽しむことから入っています。大好きな人と「一緒」「同じ」が楽しい、嬉しいということです。私の担当は保育バージョンですが、小学生でも、大人でもその楽しさや嬉しさは同じではないのかなと思います。もっと言えば、人ならば、人間ならば、ということでしょうか。
いつの間にか、私たちはジャンケンを「勝った」ら楽しいということを刷り込まれているのでしょうか。ジャンケンだけではないのでしょうね。
いつの間にか人生というか、生きるというか、勝ちを目指しているのでしょうか。人生において、生きることにおいて、なにが勝ちか負けかはその人によって違うものでしょうし、自分自身が決めるものだろうし、そもそも勝ち負けの意味さえもよくわからないものです。いつの間にか競争させられ、格差をつけられ、差別させられる時代なんでしょうか。人として、人間としての獲得し
てきた「楽しい」をみんなでつくりだせたら、そして経験出来たら嬉しいです。
二人組で相手とジャンケンを相談するのが難しいけど楽しい。リーダーとあいこだったら嬉しい。あいこじゃなければ悔しい。みんなの中での自分たちの位置や存在がわかって楽しい。ゴールできてリーダグループに入って、ゴールできていない仲間のことを考えられて(ゴールしてほしい)嬉しい。全員がゴールできて楽しい、嬉しい。ま、いろいろありますね。いろいろあるのがつながりあそびです。人生です。なんてね。
たまたま『仲良しの印!』で勘違い?の仲間の姿からいろいろ考えさせられたサマー・カレッジです。勘違い?してくれた仲間に感謝ですね。
『東久留米平和のつどい』に参加を・・・
戦後80年、被爆80年の夏です。なにか地元、東久留米でも平和を考える企画をと、平和コンサートを考えていたのですが、会場が確保できませんでした。それでも毎年、原爆写真展や朗読会など、平和を考えるイベントが開かれていることを知っていたので、毎週、戦争反対と声をあげようと駅前で街宣活動をしている先輩、仲間たちに声を掛けたら、あ
れよ、あれよと話が進んで『東久留米平和のつどい』を8月10日に開くことになりました。原爆写真展とミニコンサートくらいはできるかなと思っていたのですが、いろいろアイディアや参加者が増えて素敵な企画が並びました。もし、都合がつけば参加してください。会場の設営など人でも必要です。ご協力いただける仲間がいたらよろしくお願いします。
京都のサマーカレッジ。
本当に、本当に楽しい時間でした。あたたかい風が吹いたのは、今までの経験者の方々の思いやりや優しさが、初参加の方の緊張した心を、自然に包み込んでくれたおかげなんです。
そして、コロナ禍を越えて、教員バージョンを残してくれている京都の実行委員の皆様には感謝しかありません。二日間開催が難しい今なのに、きちんと取り組む力。もう、脱帽です。
そこには、貫かれている思いがあること、しっかりと伝わってきます。
それは、こども達のため、先生のため、そして、この未来のため...ということです。
つい、目先だけの「技」に目を奪われがちですが(自分も)、それが何につながっているのかを改めて教えてくれる京都の仲間たち。
二本松さんが始めた、この活動は、「運動」と言ってもいいことです。
「人と人のつながり」、それは、「現在から未来へのつながり」を創るということ...。
実行委員会の話し合いの中で、今の日本の現状がしっかりと話され、論議され、じゃあ、どうしていこうか...と。芯がぶれない、旗を揚げ続けているんですね。
もちろん、他の地域の仲間も同じなんですよね。
やり方を考えながら、今できることに立ち向かう。ありがたいです。
自分の生活がある中、こうして取り組んでくださり、ありがとうございます。
さて、参議院選挙を経験して、ざわついた日々を過ごしています。
「なぜ?」「どうして?」という言葉が頭の中をぐるぐる回っています。
平和のためには、核兵器を持った方が手っ取り早い...なんて発言をする候補者。
そして、それを聴いている人が拍手をするという異常さ(そう思えて仕方ありません)。自分たちの考えに反する者は「非国民だ」。これまた、大喜びする聴衆。
きっと、今の暮らしに対する不満が爆発しているんだとは思います。
ただ、あまりにも幼すぎる考え方!こんな人に、リーダーを任せられません。
何よりも、平和が良いです。
今でも、まだ続いている戦争。そこで暮らさざるを得ない方々を思うと、苦しかったり、せつなかったり、怒りが込み上げてきたり、涙が出たり...。
自分は、何ができるんだろう。
どうしたらいいんだろう。
また、一緒に考えていきませんか?
そのためにも、8月 30 日には、サンパール荒川においでください。
二本松さんの思いをもう一度、歌いながら、語りながら、顔を合わせながら、笑いながら、共有しましょう!
そう、くじけているだけじゃ始まらないものね。
さあ、松戸のサマカレでも歌いますよ~、踊りますよ~。
...風が強ければ強いほどぼくらは燃え上がる...
これからのコンサートなどです
8 月 11 日(月.祝)
歌の講習会&ミニコンサート
会場:静岡県男女共同参画センター「あざれあ」小ホール
受け付け 10 時 講習時間 10:30~15:00
参加費 5,000 円 定員 70 人
問い合わせ先:natsu815kita@gmail.com(北林)
090-4164-5786 小林(17 時以降)
8 月 17 日(日)
千葉県 まつど サマーカレッジ
会場 まつど市民活動サポートセンター
午前(講習)10:00~12:00 2,500 円
午後(ミニコンサート)14:00~ 2,500 円
講師 中山
主催 つながり楽集会・関東
問い合わせ 2750yoko@gmail.com
8月 30 日(土)
ピカリン喜寿を祝う会&研究所 35 周年を祝う会
会場 サンパール荒川
開演 13 時の予定
チケット 3,000 円(予定)
問い合わせ先 tunagari_tokyo@yahoo.co.jp
11 月 16 日(日)
明日に咲くよコンサート in 愛知県
会場 稲沢市民会館
開場 12:30 開演 13:00
チケット おとな 3,000 円 小中高生 1,000 円
申し込み、問い合わせ: asitanisakuyo@gmail.com
090-1743-2765(ショートメールで)
主催:楽しいことをいっぱい実行委員会
協力:愛知サマーカレッジ実行委員会
12 月 27 日(土)
~きみに届けよう!~
会場:江崎ホール 静岡市葵区七間町 8-20
毎日江﨑ビル 9 階
開場 13:00 開演 13:30
チケット:5,500 円
問い合わせ:natsu815kita@gmail.com
080-4384-7874(北林)
2026 年
2 月 11 日(水・祝)
広島 FOR YOU コンサート
会場 安芸区民センター スタジオ
詳細はこれから
主催 つながりレクの会
2 月 22 日(日)
ぶる~みんすまいるコンサート
会場 ケーブルわん スポーツパーク サブアリーナ
佐賀県武雄市(武雄温泉駅から徒歩 15 分)
ゲスト カニさん(ダイナマイトしゃかりきサ~カス)
その他詳細未定ですので、下記に問い合わせてみてください。
問い合わせ bloomin.himawari2011@gmail.com
後援 武雄市教育委員会
5 月 10 日(日)
笑顔の力コンサート9
会場 静岡市 札ノ辻クロスホール
問い合わせ power.of.egao@gmail.com
風のたより8月号 町田ひろし
暑中お見舞い申し上げます。7月はまさに怒涛の月でした(笑)、・・・。お年頃かしら?
2025年つながりあそび・うた全国サマーカレッジもぼくに関して言うと残すところ埼玉会場のみとなりました。大きなケガもなく、体調もまずまずな感じでおかげ様です。ひなたを歩かせていただけるのは陰の存在があるからこそ、のホントお蔭、様ですね。自分の体やこころにも感謝です。
5月31日の福井からスタートして、大阪、愛知、京都、そして8月9日が埼玉です。埼玉の参加がなかなか伸び悩んでいる様子です…実行委員の仲間たちも悪戦苦闘してくれています。ありがとうございます。
埼玉会場以外はすべて二本松さんとのサマカレです。その二本松さんにサマカレの参加者を前に朝の拶?の時に尋ねられた「まっちゃんの今年のテーマはなに…?」に思わず口から出た言葉が「“適当”です!」でした(笑)思わずまさに“適当”にでてしまったテーマのように自分でも始めは思っていましたが…
引き寄せの法則?なのか?不思議なことに今年の自分のあそびや、サマカレ中も他の研修会や講習会、こどもたちとのつながりあそびを通してみると、やはり「適当=適して当たる保育」が自分の課題?でもあり保育現場でもその大切さや必要性が垣間見られました。
この“適当”って意外と言うは易し行うは難しです。適して当たる…あまり考えていないようで考えてもいる、見ていないようで見てもいる(笑)もっと言えば理論理屈、順番や方法論ではなく…直感力?!がかなりの割合を占めているのかもしれませんね。
と、その反面…あまりそのことばかりにとらわれないように自分の好きにやって好きに間違えて勝手に自分が失敗したらいいんじゃない?なんて気持ちもあります。適当、深いですね。
さて、戦後80年を機にピースコンサート「唄うたいの会」を開催します。会場は大阪市旭区にある今市会館です。ぼくがこの道を歩き始めてた実習生?の時、二本松さんに同行して初めて大阪の地を訪れたのがなんとこの今市会館でした。今は建て替えられてきれいになっちゃったけど、ここからスタートしたいと思います。もちろん仲間たちとですょ!
毎年11月のチャリティコンサートでも参加してくださっている“すみれフォーク村”の仲間たちです。そしてこれまた大好きな仲間の一人“小倉げんき”くんです。ぜひ皆さんにも出逢ってほしい仲間たちなのです!
そしてこのピースコンサート、戦後100年までどうにかこうにか続けていけたらいいなぁと願っています。あはははは~(夢はでっかく根は深く!)
その時ぼくは…何歳?(笑)…。「まだまだ若いよ!まっちゃん!」なんて言われそうですが、もちろんその時自分がいれば会場にいますよ!でもね、若いと言っても年齢だけでは健康寿命は測れないでしょ?だからこのコンサート演者仲間を今のうちに年々?増やしておいて、ぼくじゃなくても開催できるように!大丈夫に!したいのです。
めざせウィ・アー・ザワールドです(昭和ですね!!!)
今の自分にできることをできる範囲で精いっぱいに、かつ楽しみながらおもしろがりながら…です。それにはやっぱり仲間のチカラが必要なんです。
戦後100年、その時まっちゃん在れば76歳!(笑)